会社の数字の中で最も大きい売上。
これをどう考えるかで節税額が変わります。
売上が最も大きい数字
会社の数字は例えば、こうなっています。
売上高 10,000,000
売上原価 7,000,000
売上総利益 3,000,000
販売費一般管理費 2,000,000
営業利益 1,000,000
最も大きい数字は売上高です。
(通常は)
この売上高を、正当な方法で工夫すれば、節税もできます。
いつ売上にするか
売上をいつ把握するか、いつ売上にするか。
これが一番大事なのです。
問い合わせ→見積→受注→仕事→発送(完了)→入金
という流れの中では、仕事を終えたときが売上を把握すべきときです。
・商品を引き渡したとき
・サービスを提供したとき
が、原則として売上の把握時期となります。
入金は関係ありません。
前受金はお得
たとえば、1/10にサービスを提供し、2/28に入金があったら、売上のタイミングは、1/10です。
入金されたときに売上にするのでは遅すぎます。
もし1月決算なら、税金の金額が変わってしまうわけです。
一方、1/10に入金、サービス提供が2/28なら、売上のタイミングは、1/10。
1/10時点では、「前受金」として記録します。
「入金、つまりお金は先に入ってきて、税金に関係ある売上は後に計上できる」という前受金はお得なのです。
さらには、入金もれ、入金遅れのリスクも減らせます。
前受金で受け取れないかも考えましょう。
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