広告宣伝費はどこまで経費になるのか

広告宣伝費は、どこまで経費になるか、まとめてみました。

 

広告宣伝費に限度はない

広告宣伝費。
これを経費にするのに、限度はありません。
いくら使ってもいいのです。

交際費と似たような感じで、限度があると思われがちですが、そうではありません。

 

広告宣伝費の注意点

ただ、注意点はあります。
・年度をまたぐ広告宣伝費は、その年度の分しか経費に落ちません。
全額落とすと間違いです。

3月決算で、1月に1年分払ったら、経費になるのは、3/12だけ。
その残りは、次年度のものになります。
次の年度の分は「前払費用」としましょう。

・カタログなど、ものが残るなら、全額を広告宣伝費にしてはいけません。
「貯蔵品」として、次の年度に繰り越しましょう。

広告宣伝費は、金額が大きくなりがちですので、気をつけたいところです

 

その広告宣伝費、必要か

その広告宣伝費が必要かどうか。
売上に影響があるのかに常にチェックしましょう。

・つきあいで出している広告宣伝費。
・毎年、なんとなく継続している広告宣伝費。
・効果がなくなっている広告宣伝費
などは、やめたいものです。

 

経費になるとはいえ、無駄使いをしては意味がありません。
広告宣伝費に頼らない売上もぜひつくっておきましょう。