会計ソフトには補助科目というものがあります。
私は使わなくなりました。
補助科目で分ける
たとえば、普通預金という勘定科目があり、通常は、補助科目として銀行名をつけます。
普通預金-SBI
や
普通預金-ゆうちょ
というふうに。
その他、補助科目をつけている科目も多いでしょう。
これがはたしてわかりやすいかどうか。
決してそうともいえません。
補助科目がない会計ソフトもあります。
freeeにはありません。
補助科目がないとわかりやすい
補助科目をつかうと、数字を見るときにこまることがあります。
普通預金合計で表示されてしまうからです。
分けてみたいものは、補助科目ではなく、勘定科目として分離したほうがわかりやすくなります。
SBI
ゆうちょ
と。
その他、売上なら、
売上-コンサルティング
売上-動画販売
売上-セミナー
とせずに、
・コンサルティング売上
・動画販売売上
・セミナー売上
としたり、
経費でも、
交通費-営業
交通費-通勤
とせずに、
・営業交通費
・通勤交通費
としたり、
支払手数料-パソコン関係
支払手数料-振込手数料
支払手数料-コンサルティング
とせずに、
・パソコン関連費
・振込手数料
・コンサルティング費
としたり。
もちろん、それぞれわける必要があればの話です。
そうすれば、ぱっと見てわかるようになります。
「補助科目をなくしたら、科目が増えすぎて、紙が増える」と思うかもしれません。
紙、プリントアウトしなくていいじゃないですか。
データでみるなら多少増えても問題ありません。
プリントアウト前提だと思考がせばまるのです。
「試算表」を出す場合の注意点
ただ、「試算表」を出さなければいけない場合は、多少加工したほうがいいでしょう。
(スキルは必要ですが、Excelで加工しましょう)
伝統的な科目のほうが、銀行ウケはいいので。
まあ、そのままでもいいでしょうけど。
決算書ではもちろん、無難な科目にします。
試算表、決算書は、中小企業では、銀行向け、銀行専用。
銀行に出さないなら別にいりません。
数字を自身で把握できていればいいので。
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