これだけおさえる!「借方」「貸方」

借方?貸方?どっちがどっち?と悩まれる方も多いかと思います。
これだけおさえておきましょう。

 

借方、貸方に意味はない

借方、貸方に意味はないと考えておきましょう。
意味がないことはないのですが、必要ないものではありますので。
左、右でいいやん
と思ったりします。

会計ソフトからもなかなか消えないもの。
税理士や経理担当者に合わせているからです。
借方、貸方という言葉を使わないと、「間違っている」「わかりにくい」と怒られるでしょうから。

借方(り)=左、貸方(し)=右

借方、貸方、どっちがどっちか迷ったときは、ひらがなで考えましょう。
借方の「り」を書くと、左側へ流れるので、左側。
貸方の「し」を書くと、右側に流れるので、右側。
とおぼえておきましょう。

私もそう考えています。

 

数字を消したい・減らしたい・増やしたいときは、どっちかに入れてみる

会社の数字を正しいものに合わせたいときには、
・資産・費用だったら、貸方にその科目と数字を入れる
・負債・純資産、収益だったら借方にその科目と数字を入れる
というセオリーがあります。

ただ、わかりにくいので、えいやっと入れてみましょう。
データを入れて、その結果を確認すれば、合っているかどうかがわかります。

たとえば、売掛金 880を0にしたいとき、

売上 / 売掛金 880

といれれば、売掛金は0になりますが、

売掛金/売上 880

といれれば、売掛金は1760になります。

「あ、間違った」と思えば逆にいれればいいわけです。
そうしているうちに覚えます。

私のそうやってザックリ入れることも。
確率1/2。間違えればやりなおせばいいのです。
一発で当てる必要はありません。