税務調査の結末は、どういったものがあるのでしょうか。
まとめてみました。
税務調査後、まったく問題なし
税務調査とは、税務署の方から経理の状況を実際にチェックされることです。
その結果、まったく問題なし(是認)ということもあります。
その割合は、30%を切っているとのこと。
70%は何かしら追加で納税しているということです。
まあ、税務調査自体が、「なにかある」という前提で行われることも多いですし、税務調査があれば多少なりとも何かはあります。
追加納税自体が悪いことではありません。
ただ、重加算税というものはさけましょう。
ペナルティの度合いが大きくなり(10%→35%以上)、次の税務調査が早まる(ようは目をつけられる)可能性もあります。
仮装、隠ぺい、つまり、わざをやったという事実がない限り重加算税にはなりません。
ミスはミスで、重加算税にはならないものです。
税務調査後、自主的に追加で納税する
税務調査後は、通常、自主的にこちらから「すんませんでしたー」という形で書類をつくって提出します。
(修正申告)
さらに、追加で納税するわけです。
税務署の方からは、「ここを修正していただけませんか?」というていで話があります。
なぜ、こういう流れなのか。
自主的にこちらから修正すれば、それで終わりだからです。
税務署のほうから、「こうしてください」と追加納税になったら、それに対して、異議を申し立てることができます。
税務調査後、異議
税務調査後、その処分に異議を申し立てることができます。
納得できん!と、他の役所に調べてもらったり、再度調査してもらったりすることができるわけです。
最終的には、法廷で争うこともできます。
こうなると、双方大変です。
時間も労力も使いますので。
だからこそ、自主的に追加納税という流れを双方好むわけです。
とはいえ、納得できなければ、こちらの道を選ばざるを得ません。
なお、法廷で、納税者側の主張が認められるのは、10%程度。
それなりに厳しい戦いです。
税務調査の終わりも遠のきます。
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