複数のExcelファイルを結合するには

経理効率化で欠かせないのは、複数Excelファイルの結合です。

 

複数のExcelファイルの非効率

複数のExcelファイルは非効率です。
なぜなら、それをコピペして、1つにまとめる必要があるからです。
1つのファイル、1つのシートにするのが、効率化の鉄則。

1つのファイルにまとめる方法を習得しておきましょう。

 

複数のExcelファイルを結合する方法

複数のExcelファイルを結合するなら、マクロを使うのが一番です。
マクロは、なんだかんだ効率化に役立ちます。

その習得コスト(お金、時間)をかける価値があるものです。

たとえばこういった事例があります。

Excel複数シート集計ー複数シートの合計値を1枚に集計するマクロ【サンプルあり】ー | EX-IT

フォルダ内のExcel・CSVを1つにまとめるマクロ | EX-IT

Excelだけの機能でやるなら、こういった方法がありますが、応用は効きません。

Excelで複数のシートのデータをかんたんに集計できるINDIRECT関数 | EX-IT

フォルダ内の複数のExcelファイルを結合する「取得と変換」(Power Query) | EX-IT

マクロ、プログラミングは、効率化の可能性がさらに広がるものですので、マクロがおすすめです。
プログラミングを1つやれば、RPAやPythonなども使えるようになりますので。
(どれからはじめてもかまいません)

そして、何よりも大事なことがあります。

複数のExcelファイルにしない

効率化の鉄則は、ゼロ。
効率化スキルを使わずにすむことを目指しましょう。

「複数のExcelファイルを1つにする」ということをなくすには、「複数のExcelファイルにしなければいい」のです。

可能であれば、1つのファイルのシートのすべてのデータを入れておけば、こういったことをしなくてもすみます。
1つのシートにデータがあれば、集計も、会計ソフトへのインポートも楽です。

少なくとも自分がつくるデータは1つのシートにまとめる工夫をしましょう。
私自身、会計データは、すべてExcelの1つのシートにまとめています。
数が少ないからですが。

せめて、事業年度内のデータは、1つのシートにまとめておきたいものです。