クラウド会計ソフトを選ぶならどっちがいいか。
私の考えをまとめてみました。
クラウド会計ソフトの選択肢
クラウド会計ソフトとは、
・ブラウザで使える(インストール、アップデート不要)
・どの端末でもログインすれば使える
・月額、年額課金(買い切りはなし)
というのが特徴です。
現状の選択肢は次のとおり。
・freee
・マネーフォワードクラウド
使い勝手の面から他は考えなくていいかと。
(怒られるかもしれませんが)
freeのほうが安い。けど……
freeeとマネーフォワードクラウド、基本プランはこのようになっています。
(freeeは2023年1月以降の新料金)
プラン名 | 月額 | 年額 | 機能 | |
freee | ミニマム | 35,376円 | 26,136円 | |
ベーシック | 69,696円 | 52,536円 | 経費 | |
マネーフォワード | スモール | 52,536円 | 39,336円 | 給与、経費、請求書等 |
必要最低限の経理をするなら、freeeのミニマムで十分です。
経費精算、給与計算をするなら、マネーフォワードが安くなります。
どちらかといえばfreee
どちらにするか?とご質問いただいたらfreeeをおすすめしています。
マネーフォワードは従来の会計ソフトの延長上、freeeはそうではなく、一般の方(税理士以外)には使いやすく感じる方が多いです。
ただ、どちらでもかまいません。
社長が経理をする場合に迷うのであれば、freeeがおすすめです。
従来の会計ソフトのしきたりを守る必要はありませんから。
(なお、freeeもマネーフォワードも私は好きではありません。中立の立場です)
経理担当者の方は、マネーフォワードがお好きな方が多いです。
どちらにしても、
・クラウド会計ソフトで入力してはいけない(非効率)
・クラウド会計ソフトで修正、削除は非効率(Excelを併用)
・クラウド会計ソフトは(も)、分析機能、表がそれほど得意ではない(Excelを併用)
という点には気をつけましょう。
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