税理士である私が、もし見つけたら却下する経費を挙げてみました。
税理士のOK・NGの意味
税理士がOKしたからといって、税務署もOKというわけではありません。
一方で、税理士がNGを出したものも、税務署はOK、スルーする可能性もあります。
とはいえ、税務署に日々相談するわけにもいきません。
税理士としては、その都度判断させていただいております。
そんな中却下するのは、架空の経費です。
架空の経費は却下
架空、つまり実際に払っていない経費、領収書だけあるものは却下させていただいております。
脱税だからです。
「領収書を出してもらう」
「領収書だけもらう(割り勘分など)
といったものは、認められません。
領収書があればOKというわけではありませんので。
なお、今のお客様では架空の経費はありません。
架空の経費以外であれば、理由次第です。
実際の経費は理由次第
前述したように、領収書があればOKというわけではなく、理由次第です。
領収書があればOKなら、何でも経費になってしまいますので。
プライベートの要素が強いものも、その理由次第で、経費に落ちたり落ちなかったりします。
その理由が苦しいときは、経費に入れないほうがいいでしょう。
逆にいれば、理由をちゃんと言えるものは、経費になるということです。
明らかにプライベート、たとえば、家族へプレゼント、家族だけでの食事などといったものは、却下します。
怪しい経費は、不思議と目につくもの、鼻がきくものです。
税理士でも、税務署でも。
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