経理効率化には、性能がいいマウス(またはパッド)が必須です。
マウスを使わないのが原則
効率化のためには、マウスを使わないのが原則です。
「え、マウスって便利じゃない?」
と思われるかもしれません。
便利は便利なのですが、効率的ではありません。
今私がこの文章を書いていて、別のアプリに切り替えるとした場合、マウスに手をのばすのは非効率です。
今はキーを使っているのですから。
マウスに手を伸ばし、操作し、キーに戻ってくるという動作に、少なからず時間がかかります。
積もれば莫大な時間となるでしょう。
別のアプリに切り替えるなら、Command+Tab(Macの場合。WindowsならAlt+Tab)を押せばいいわけです。
ただ、そうはいってもマウスを使う場面はあるもの。
おすすめは、トラックボールマウスです。
トラックボールマウス
トラックボールマウスとは、冒頭の写真にあるようなボールで操作するマウス。
慣れるまでに時間はかかりますが、慣れれば、瞬時に操作ができます。
大画面でマウスを操作する場合も遜色ありません。
マウスパッドも必要なく、コードもなく快適で、手の負担も減らせます。
ぜひ、使ってみていただければ。
私が使っているのがロジクールのM575。
小さめで使いやすいです。
高性能なマウスの大前提
高性能なマウスを使う大前提があります。
それは、人が使いこなせるかどうか。
マウスを使ったほうがいいか、キーで操作したほうがいいかを瞬時に判断して、それに応じて操作することが欠かせません。
基本的には、
・キーに手があれば、キーで操作。
・マウスに手があれば、マウスで操作
というもの。
もちろん、キーよりもマウスで操作したほうがいいものもありますので、その場合は、キーに手があってもマウスに手を伸ばします。
経理でいえば、ピボットテーブルはマウスを使わざるを得ません。
なお、会計ソフトや税務ソフトは、マウスが前提になっているので非効率なのです。
せめて、いいマウスを使って、その非効率さをおぎないましょう。
税理士井ノ上陽一のプロフィール
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