未来を考えるため、会社の歴史を数字で見る

会社の歴史を数字で見るのはおすすめです。
10年分の数字を眺めてみましょう。

 

歴史に学ぶ

未来を考えるときには、過去=歴史をみるのがおすすめです。
これまでの数字を見ると、中長期的な視野で、考えることができます。
私は、独立から13年(もうすぐ14年)の数字を並べていつでもみることができるようにし、お客様にも同様にこれまでの数字を並べたものを提供しています。

まずは、10年分の数字を並べてみましょう。

10年の数字を並べてみる

決算書の欠点は、1年分の数字しか見ることができないこと。
比較するとしても、前年との2年分、その前の年を含めて3年分というのが多いでしょう。

会計ソフトでも、2年前ならまだしも、その前の数字をみるようなことはできません。

せっかく過去の数字があるのに、もったいないことです。

ぜひ、会社の歴史を並べてみましょう。

決算書からExcelへ

データがあれば、連動してExcelで過去の数字をつくることができます。
ただ、それなりのスキルが必要ですので、Excelに入力していってもかまいません。

主要な項目、たとえば、
・預金
・売掛金
・その他の資産
・借入金
そして、
・売上高
・売上総利益
・人件費
・家賃
・消耗品費
・経常利益
など、ご自身が注目している数字を入力していきましょう。

もし、必要最低限にするなら、
預金、売上高、経常利益

だけでもかまいません。

まずは、この3つだけを10年分並べて見るだけでも効果があります。
必要なら、さらに項目を増やしていきましょう。