給与計算には締め日と支払日があります。
そのポイントをまとめてみました。
給与計算の締め日・支給日
給与計算では、
・締め日→毎月何日までの給与を払うか
・支給日→毎月何日に給与を払うか
ということを決めなければいけません。
・20日締め25日払い
・25日締め末日払い
・末日締め翌月10日払い
など、様々なパターンがあります。
・時給計算の方がいない
・残業代を払っていない(好ましくありませんが)
といった場合は、「締め」の感覚をお持ちでないかもしれません。
確認しておきましょう。
末日締め翌月払いは、経理上おすすめしません。
経理上めんどくくさくなる可能性があるからです。
締め日と支給日の間隔を空ける
締め日と支給日が近いと、給与計算があわただしくなります。
土日がからんでくるとなおさらです。
基本的に、支給日が土日祝の場合は、前倒し(25日支給で土曜日の場合24日)にするものですが、その会社によっても変わってきます。
私が勤めていたところは、後(25日支給で土曜日の場合、27日)だったところがありましたが。
締め日と支給日の間隔を空けるのがおすすめです。
時給計算、残業計算があるならなおさらですし、立替経費を給与を同時に払うなら、その手間も考えなければいけません。
・15日締め末日払い
・10日締め20日払い
・15日締め25日払い
などといったパターンがあります。
・経費の締めだけは早めにする
・経費は月2回振り込む
といったこともできなくはありません。
締め日と支給日を変えるには
今の締め日と支給日を変えることも不可能ではありません。
就業規則の変更は欠かせませんし、従業員の方への説明も必要です。
締め日、支給日を変えることで、その月の給与が少なくなる場合もありますので、その分のケアも欠かせません。
ただ、変えないとずっとそのままの状態ですので、どこかでえいやっと決断しましょう。
税理士井ノ上陽一のプロフィール
動画 消費税インボイス入門セミナー
社長限定メルマガ 週刊『税理士の本音』
単発相談
税務顧問・初回面談
リモート経理コンサルティング
◯ブログ『EX-IT』
・個別コンサルティング
・執筆の依頼
・講演の依頼
◯株式会社タイムコンサルティングサイト
・動画・音声販売