どうしても利益を出したいというときもあります。
そのときにどうするか?について書いてみました。
利益をプラスにしたい!というとき
利益がマイナスのとき、それをプラスにしたい!と思うこともあるでしょう。
その1つは、融資を受けているとき。
マイナスだからダメというわけではありませんが、プラスにしておくにこしたことはありません。
今は融資を受けていなくても、今後融資を受ける可能性はあります。
プラスにしておいたほうがいいでしょう。
もちろん、可能な範囲で。
ただ、やってはいけないこともあります。
利益をプラスにしたくてもやってはいけないこと
利益をプラスにしようとして、
・売上を単に増やす
・経費を単に減らす
ということはやってはいけません。
単なるごまかしにすぎないからです。
減価償却(どれだけ入れるかは任意)を減らす、なくすことも、私にとっては、やってはいけないことです。
一応、見直しておくべきことは、
・売上のうち、入れていないもの(確定していて未入金のもの)がないか
・経費のうち、次の事業年度に入れるべきものはないか(前払いしたもの)
です。
その他、考えられることもあります。
利益をプラスにしたいときにやってもいいこと
利益をプラスにするとして、理想的なのは、月々の利益を把握しておき、予測すること。
利益がプラスになるように、売上や経費をコントロールすることです。
・経費を減らす、次の事業年度に回す
・売上をなんとか増やす
といったことはやっておきましょう。
その他、やってもいいと考えられるのは次のようなものです。
・消耗品費として経費にしているものを資産にして減価償却にする(経費が減る)
・役員報酬を減らす(業績が悪化している、悪化が見込まれるといった理由が必要です)
できればさけたいのですが、できないことはないのは、
・まだ払っていない経費(未払費用)を減らす
・社長自身が立て替えている経費をなくす(自腹を切る)
・グレーな経費を取り除く
といったことです。
早めに手を打つのが理想ではあります。
税理士井ノ上陽一のプロフィール
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