試算表(しさんひょう)とは、必要なのか、どんな役割なのか。
まとめてみました。
そもそも試算表の役割は
試算表。
そもそも「試算」とはなんなのか。
大昔、手書きで経理をやっていたとき、それを試算、合っているかどうか確かめる必要があります。
なんせ手書きですから。
試算表の左と右が合っていれば、OKというわけです。
集計(電卓、ときにはそろばん)、書き写しが間違っていないということになります。
今は、会計ソフトで自動的に集計、書き写しができるので、試算はしなくてもいいのです。
試算表は、税理士の商品?
試算表を毎月または定期的に使うケースがあります。
税理士が、その商品として、試算表を使うことが多いのです。
そもそもは、形のないサービス。
成果物として、毎月なり定期的な試算表その他の資料があると、お互い落ち着きます。
(私は、そのことに疑問をもち、試算表を使っていません。)
試算表は金融機関用
今、試算表を現実的に使うのは、金融機関に提出するときです。
金融機関は、「試算表」が好きですから。
内部での判断資料にも使っています。
金融機関のほか、役所からも求められることがあるでしょう。
税務署からは求められません。
もし、求められたら、会計ソフトで確認し、ある程度の体裁を整えてから、提出しましょう。
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