法人の税金をクレジットカードで払うには

法人の税金をクレジットカードで払うこともできます。

 

税金をクレジットカードで払う場合の注意点

税金をクレジットカードで払うこともできます。
法人のカードでも個人のカードでもかまいません。
(個人のカードで払った場合、経理を忘れないようにしましょう)

クレジットカードで税金を払う場合の注意点は、なんといっても、手数料がかかること。

0.8%ほどの手数料がかかります。
税金を払うのに手数料?と思われるかもしれません。

ただ、カードを使って払ったことによるポイントが、たとえば1%ならその差額分得するわけです。
カードのポイントを確認しておきましょう。
大事なのは、税金の支払=納税に使ったときのポイントです。
納税の場合は、ポイントが下がる場合もあります。

また、カードの限度額にも気をつけましょう。

たとえ、得しない場合でも、クレジットカードでの納税は手軽です。

そのうち、おすすめしないものもあります。

 

クレジットカードで払えるが手間がかかるもの

税金は、
・国税(法人税、消費税等)
・地方税(都道府県民税、市町村民税など)
とわけることができ、それぞれ違うシステムです。

このうち、地方税は、クレジットカードで払えるのですが、おすすめしません。
なぜなら、手間がかかるからです。

ネットで提出(eLTAX)したあと、役所に電話で連絡し、納付書をいうものを取り寄せなければいけません(東京都の場合)。
法人の地方税(都民税・事業税等)をネットでクレジットカード払いする方法 | EX-IT

さくっとカードで払うことができないのです。

給料から天引きする住民税も同様で、これらのものは、ネットバンクのほうがいいでしょう。
電話の手間をかけてまでするものでもないかなと。

 

クレジットで払える税金

その他のものはクレジットで払うのもいいでしょう。
・法人税、地方法人税
・消費税
・源泉所得税
があります。

e-Taxをやっている場合は楽です。
今回はe-Taxの場合で、お伝えします。

法人税、地方法人税、消費税は、ネットで申告(電子申告、e-Tax)のあと、メッセージボックスにログインし、[クレジットカード納付]をクリックすれば、国税クレジットカードお支払いサイトにつながり、そのまま払えます。
法人の税金をクレジットカードで払う方法 | EX-IT
e-Taxしていない場合も、e-Taxソフト(Web版、ダウンロード版)で手続きすれば払えるようになります。

源泉所得税は、e-Taxソフト(Web版、ダウンロード版)で手続きが必要です。

源泉所得税クレジットカード納付マニュアル | EX-IT

 

クレジットカードでの納税、最低でもネットバンクでの納税をやっていきましょう。