経理から「現金」はなくしたいものです。
そのなくし方についてまとめてみました。
現金があると経理は大変
経理効率化の上で現金はなくしたいものです。
なぜなら大変だから。
データに「現金 13,847」とあれば、実際にその現金があるかどうかを確認しなければいけません。
13,847円という現金を数えるのも大変です。
もちろん、会社の現金を金庫に入れ、残高を確認するのが理想なのですが、なくしていきましょう。
なくせますので。
現金をなくすには
現金をなくすには、会社から「現金」というデータをなくします。
・現金で受け取らない
・現金で払わない
ようにするだけです。
今は、現金を使わない、つまりキャッシュレスが多少なりとも進み、それがやりやすくなっています。
もし、現金で社長、社員が払ったら、それを立て替えた経費(未払費用、社長借入金、役員借入金)として、月に1回程度振り込めばいいのです。
また、会社のカードをつくり、それで払うようにすれば現金はなくなります。
現金で払わない
普段の支払も現金で払わないようにしましょう。
時間がかかり非効率だからです。
現金をおろす、現金を持ち歩く、現金を数えて払うなんてもうやめましょう。
レジの列をつくる原因にもなりますし、お店側の不安にもなります。
経理に限らず「効率化」は、普段から考えたいものです。
今だと、交通系ICカード、スマホ決済(PayPay、IDなど)、カード(クレジットカード、デビットカード)など、多彩な決済方法があります。
ひととおりそろえておき、その店に合わせて使いたいものです。
これらのいずれで個人が払ったとしても、会社側は、立て替えた経費として、同じ処理をしましょう。
どういう方法で払おうが、「立て替えた」という事実に変わりはありません。
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